みなさま、カヌレなるお菓子になじみはありますか。
私は、フランスの伝統菓子で、王冠のような形で…程度の
情報しか持ち合わせてなく、あまりピンとこなかったのですが、
吉祥寺でおいしいカヌレが買えるとの情報を入手し、がぜん興味を持ちまして。
現金なものですね(笑)。
そのお店がこちら、話題のニュースポット「キラリナ」の地下にある「ARCACHON」。
保谷に本店を構えるパティスリーで、どうやらカヌレが評判らしいのです。
オーナーシェフはフランス・ボルドーで経験を積み、
その地で伝統的なカヌレの製法を学んだとのこと。
まさに本場、本物のカヌレというわけですね。
カヌレを求めて、遠くからもファンがやってくるというのですから、
これは期待が高まります。
お目当てのカヌレちゃんとご対面であります。
通常サイズは230円、プチサイズは130円。
毎朝、保谷の工房で焼いたものを吉祥寺に持ってきているそう。
通常サイズを2個お持ち帰りして、内容をくわしくチェックです。
パッケージはこんな感じ。
「ボルドー カヌレ協会会長ピエール マルケ氏より伝授された配合・製法を
忠実に再現しました」とあります。
つやっとした焦げ茶色が美しい…。
サイズ感はこんなぐらい。
みっちり中身がつまってるから重量感あり。
いただいてみると…
なかはねっとり、もちっとした濃厚バニラカスタード味。
周りの皮は、やや固めで蜜蝋がカリカリと香ばしい~。
しっかりとした甘さは、伝統的なフランス菓子ならでは。
そして、ふわっとラム酒のいい香りが漂って…ああ、うっとり。
なんとも危険なもの(おいしくて)を知ってしまいました。
同じカスタードものでも、プリンやクリームパン、
エッグタルトなどにはない、大人感、高級感。
あまりのおいしさに、最後の方はちびちび食べてしまったほど。
購入日の翌日まで日持ちがするし、持ち運びもケーキほど気を使わないし。
甘いもの好きな方への手土産にしたら、激しく喜んでくれると思います。
今回はカヌレだけのお持ち帰りでしたが、
ほかのお菓子も相当そそるので、店頭での写真とともに一挙紹介します。
デュネット。こちらもカヌレに次ぐ「ARCACHON」のスペシャリテ。
日本では「ARCACHON」だけが作ることを許可された、
シェフのボルドーでの修行先による特許商品。
贈り物に良さそうな缶入りと、筒状のケース入りがあり。
クロワッサンなどデニッシュ系のパン。
生菓子。フランス菓子らしい繊細なビジュアル。
パウンドケーキ。上部のトッピングが芸術的!
※キラリナ吉祥寺店は閉店しております。詳しくは練馬にある本店情報をご覧ください。