武蔵野市役所は、隠れたグルメスポットなことを皆さんに知ってほしく、
市役所グルメシリーズ第2弾です。
(第一弾はこちら→さくらごはん)
以前紹介した「さくらごはん」のお隣、「カフェ・ル・ブレ」。
パン屋さんが入っている市役所は珍しくないけれど、
店頭には「天然酵母」「国産小麦」のコピーが。
むむ、この店はなにかが違うぞと勘が働きまして今回はこちらに突撃。
ああ、これはおいしそうなパンが勢ぞろいではないですか。
勘が働いた自分、えらい。
伺ったのは、12時少し前。
ちょうどこのくらいの時間に焼きたてのパンが近くの工房から届くようで
どのパンもふっくら焼きたてなのが伝わってきます。
商品札一つ一つに、使っている素材が羅列してあって
「国産小麦粉、有精卵、三温糖、天然酵母、自然塩」など非常にシンプル。
パン屋さんのパンって、素材が分からないことが多いので、
これは親切でとても良いですね。
近所の「パールブーケ」というお店のパンを、
系列であるここ「カフェ・ル・ブレ」でも買えるということのようです。
経営しているのは社会福祉法人で、
職人さんとともに障害を持った方もパン作りに携わっているそう。
奥には、雰囲気のいいカフェスペース。10~15席くらいかな。
大きな窓からの景色も気持ちいい。
お持ち帰りの予定でしたが、焼きたての魅力に抗えず
カフェで食べていくことに。
コーヒーやジュースを頼んでもいいし、セルフのお水の用意もあります。
こちらはクリームパン190円。
(横に添えてあるのは、サービスのクッキー。サービスは、時々で行っているよう)
焼きたてなので、ほんのり、というより
生地もカスタードもしっかり温かいなんて、嬉しすぎる。
ふっくらねばりのある生地に、中からとろんと溢れるカスタードにうっとり。
こちらは、よもぎ白玉あんぱん180円。
しっとりもちっとしたよもぎ入りの生地で、こしあんと白玉をくるんだ和風なパン。
この組み合わせ、おいしくないわけがない(笑)。
上品なあんこの甘さにヨモギの風味がよく、ぱくぱく食べちゃいました。
クセのない自然な味なのは余分なものが入ってないからでしょうか。
「素直なパン」と表現したくなる味。
ほっこり幸せな気分になれる、おいしいパンでした。
大きな豆がのった「豆パン」や、チーズがとろける「チーズパン」、
魅惑的な「チャイクリームパン」に、真っ黒な「チョコフランス」などなど。
気になるパンが盛りだくさんだったので近いうちに再訪必至。
武蔵野市民でないと市役所を訪れる機会はないと思いますが、
このパンのためだけに向かっても損はありませんよ。
8武蔵野市緑町2-2-28 武蔵野市役所南棟8階
(注意:吉祥寺駅からは離れています。吉祥寺駅や三鷹駅からバスがあります)
0422-54-5127