ビルの中に御縁地蔵様がいらっしゃるので有名な
じぞうビルの１階にかき氷専門店「氷屋ぴぃす」さんがオープンしました。
入ると、カウンター形式のお店で
「どうぞ」と言われるまま奥の席へ。ああ～、涼しい。
もうちょっとで私自身がとけるかと思った。
本日のメニュー。どれもこれも美味しそうで迷うな～。沢山あるとなかなか決められないって方、いらっしゃいますよね。
+400円のお得なセットにすると最初に寒天ゼリー入りの「麦茶」の
ミニかき氷が。麦茶単品は800円。
味も見た目もまるでコーヒーのような焙煎麦茶は、
ほぼ甘味が無くて香ばしく、ほんのり苦みがあってさっぱり。
これは喉が渇いている時にいいな～と思っていたら、
お店の方から「サクッとした感じの氷が合うので、
テイクアウトの注文もオススメ」という誘惑の言葉が…。
炎天下、ドライヤーの温風のような風が吹く街中でキンキンの麦茶…。
ゴクリ。
メインは「桃」1,000円で。これがまた桃味のシロップじゃなくて桃そのもの!
「皆さん、一言目が桃だ!なんですよ」と笑顔で仰るけど、私も同じ事言った。
敢えて違う言い方するなら「美味しい桃だ!」←あまり違ってない。
本来の甘みを味わえて且つ、さっぱり食べられる。セットの最後は紅茶のミニかき氷。
ちなみに単品で注文すると1,200円。シロップかける前の本来のふわふわかき氷がこれ。
他のは撮影用に少し硬めに削っていただいているので。
食べる部分に少しずつ紅茶シロップとミルクシロップをかけて食べると、
より長くふわふわ氷を楽しめるよ。
甘さ控えめの本来の紅茶の味わいと、ほわっと鼻から抜ける高級茶葉の香り。
ミルクシロップが紅茶の香りを引き出すいい組み合わせになってる。
使う氷は冷凍庫から出してすぐのもの(写真奥の白っぽい氷)ではなく、
時間をおいて柔らかくなった氷(写真手前の透明な氷)を
温度と湿度を測りながら五感を使って少しずつ手削りしていってくれるから、
常にふわっふわで口に入れるとすぐとける、
まるで冷たくて甘くない綿あめみたいな氷が出来上がるのだそう。
熟練の職人さんの技術だ～。
あ、テイクアウト用は少しでもとけずに保つよう店内より硬めに削るんだって。
定番の「いちごミルク」900円。果肉たっぷりのいちごソースは甘いだけじゃない、
生のいちごの酸味もしっかり味わえる。
苺は練乳を使わず食べる私なので、そのままで感動にひたりつつ食していたけれど、
ミルクシロップも試そうとかけたら…。
ああ、これはヤヴァい。
まろやかでコクのあるミルクシロップと瑞々しい苺そのものソースのコラボに
「これ1番好きーー!!」と叫ばずにはいられなかった。大人の自制心どこいった。
限定20食の「パッションフルーツ」1,200円。
南国フルーツならマンゴーとかパインがきそうなところをかわしてパッションフルーツ。
これもさっぱりした酸味と甘みのバランスが夏のかき氷にぴったり。
しかも種がカリッとして食感まで楽しい。
「美生柑」1,000円。地域毎に呼び方が違うらしい。
「河内晩柑」という名前なら知っている方いるのかな？
和製グレープフルーツなだけあって控えめな甘みと酸味、一番に感じるのはほろ苦さ。
一般的に好まれる酸味に少し苦さを加えた感じ。
契約農家から無農薬の果実を取り寄せて、皮ごと使用しているので柑橘好きな方は是非。
これも麦茶と並ぶ、お店の方が選ぶ外で食べてウマいランキングに入るメニュー。
出た―。甘いあま～い「メロン」1,200円♪
2～3種類を混ぜて味のバランスを取りつつ、メロンの風味を損ねない程度にシロップを足しているのだって。
食べるのはあっという間だけど、これに限らず作り出すのに本当に手間が掛かっているのがよくわかる。
「塩キャラメル」900円。香ばしくほろ苦いキャラメルが口の中に広がりながら、
ぱらっとふられたローズソルトがいいアクセントに。甘さも控えめで大人好みかな。
べたっとしないのがまた良い♪
今後は夜、照明をおとしてバー風にするとのこと。
フルーツ等のソースの代わりに、ブランデー等の洋酒や日本酒をかけて。
想像するだけで美味しそう!でもってオシャレ!
氷にもシロップやソースにも手間と技術を惜しまず、
より美味しいかき氷を作り続ける「氷屋ぴぃす」さんから、
これからも目が離せない。
店名の由来のとってもラブリーなモフモフわんこのぴぃす店長は、本日自宅勤務でした。
東京都かき氷専門店「氷屋ぴぃす」
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9
吉祥寺じぞうビル1F
11:00～18:00
不定休
